定期預金: 2026年に入っても各銀行の定期預金金利は上昇基調を維持しており、100万円を1年間預けるのに適した選択肢がさらに広がっています。2026年2月時点では、年1.00%から1.35%の範囲の商品が複数の銀行から提供されています。かつて普通預金金利が年0.001%前後だった時代と比べると、同じ金額を預けても受け取れる利息は数十倍になっている場合もあります。年1.25%の定期預金に100万円を1年間預けると、税引き前で1万2,500円、税引き後で約9,961円の利息を受け取れる計算です。元本が減るリスクなく一定の利息を得たい方にとって、定期預金は現実的な選択肢の一つです。各銀行のキャンペーン条件や預入上限は異なるため、申し込み前に内容を比較することが大切です。
2026年2月の主要銀行の金利比較
2026年2月時点でSBJ銀行は「ミリオくん」という商品で年1.25%を提供しており、1人1口座・100万円までの上限が設けられています。大和ネクスト銀行は年1.20%で10万円以上から預け入れ可能です。香川銀行セルフうどん支店は年1.10%で上限100万円の商品を用意しています。auじぶん銀行は冬のキャンペーン適用で年1.05%、ソニー銀行・UI銀行・トマト銀行ももたろう支店は年1.00%の水準を提示しています。
auじぶん銀行のキャンペーン特典
auじぶん銀行では通常金利に特別金利が上乗せされる形で年1.05%が適用されたキャンペーンを2025年12月から2026年2月末まで実施しています。さらにau・UQ mobileユーザーには預入金額に対して年0.20%相当の現金特典が別途付与される場合があります。au回線を利用していない方でも基本の年1.05%は適用される見込みですが、追加特典を受けるにはサービス加入の条件を確認する必要があります。
新規口座開設者向けの優遇商品
SBJ銀行では新規口座開設者向けに「はじめくん」という別商品を用意しており、年1.35%という高い金利が適用される場合があります。預入金額は10万円以上、1人500万円までとされています。オリックス銀行も新規口座開設者向けの優遇プログラムで通常よりも高い金利が設定されています。こうした新規口座限定の特典は、すでに口座を持つ既存顧客には適用されないことが多いため、申し込み前に自分が対象かどうかを確認することが重要です。
ソニー銀行の自動継続対応キャンペーン
ソニー銀行の年1.00%の特別金利は新規の預け入れだけでなく、キャンペーン期間中に満期を迎えて自動継続となる既存の定期預金にも適用されます。2025年12月から2026年3月1日までが対象期間とされています。この仕組みにより、新規口座を開設しなくても既存の顧客が恩恵を受けられる点が特徴です。専門家によれば、自動継続対応のキャンペーンは管理の手間が少なく、忙しい方には使いやすい形式だとされています。
地方銀行インターネット支店の活用
トマト銀行ももたろう支店は岡山を地盤とする地方銀行ですが、インターネット支店は全国からの申し込みが可能です。「スペシャルきびだんご定期預金」は1万円以上100万円まで、年1.00%のキャンペーン金利が適用されています。募集総額70億円に達した時点で終了となるため、利用を検討する場合は早めの確認が必要です。香川銀行のセルフうどん支店も同様に全国対応で、地域を問わず利用できる選択肢として機能しています。
募集上限に達した商品への対応
高金利のキャンペーン商品の多くは募集総額や申込件数に上限が設けられており、達した時点で受け付けが終了します。申し込みを検討している商品がすでに終了していた場合は、同じ銀行の通常商品か、別の銀行の商品に切り替えることになります。上限があることを見越して、第一希望と代替候補をあらかじめ調べておくと、手続きがスムーズに進みます。各銀行の公式サイトでリアルタイムの受付状況を確認することが推奨されます。
定期預金の選び方と中途解約のリスク
定期預金は一定期間資金を預け続けることを前提とした商品で、満期前に解約すると中途解約利率が適用されます。この利率は当初約束された金利よりも大幅に低くなるのが一般的で、場合によっては普通預金の金利を下回ることもあります。そのため、預け入れる金額はすぐに使う予定のない余裕資金に限定することが基本的な考え方です。生活費や緊急の支出に使う可能性がある資金は別途確保しておくことが勧められます。
100万円を超える資金の運用分散
100万円以上の資金がある場合、上限付きの高金利商品に100万円を預け、残りを別の商品や銀行に移す方法も選択肢の一つです。たとえばSBJ銀行の「ミリオくん」に100万円を預け、別の資金を大和ネクスト銀行やUI銀行に分けることが考えられます。複数の銀行に分散することで、それぞれのキャンペーン金利を活用しながらペイオフ制度の保護範囲内に収めることができます。管理の手間も考慮したうえで判断することが大切です。
定期預金と他の金融商品との組み合わせ
定期預金は元本が保護されている代わりに、株式投資や投資信託に比べると利回りは低くなります。資産全体のバランスを考えた場合、定期預金はリスクを取りたくない資金の置き場所として活用しながら、長期的な成長を目指す部分はNISAやiDeCoを通じた運用に回すという組み合わせが選ばれることもあります。定期預金は元本割れリスクがない点で生活防衛資金の管理に適しています。
キャンペーン金利終了後の対応方法
1年もののキャンペーン定期預金は満期を迎えた後、自動継続の設定になっていると通常金利で再預け入れされる場合があります。高金利期間が終了した後に自動的に低い金利で継続されてしまわないよう、満期日前に自動継続の設定を確認しておくことが必要です。満期時にあらためて他の銀行の金利水準と比較し、条件の良い商品に乗り換えることで、継続的に有利な運用を続けることが期待できます。
免責事項:本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融機関や商品への投資を推奨するものではありません。金利・条件・キャンペーンの内容は各銀行の判断により予告なく変更される場合があります。定期預金の申し込みにあたっては、各銀行の公式サイトまたは窓口にて最新の情報を必ずご確認ください。

