おすすめの定期預金 [銀行・郵便局]: 教育費や住宅の頭金など、まとまったお金を数年後に備えたいと考える方にとって、定期預金は検討しやすい選択肢の一つです。株や投資信託と異なり、預けた元本が減るリスクがなく、満期まで確実に利息を受け取れる仕組みが特徴です。2026年に入り、日本銀行の政策金利の引き上げを背景に各銀行の定期預金金利が上昇傾向にあります。数年前まで年0.01%前後だった金利が、現在は年1%を超える商品も登場しています。500万円という単位でまとまった資金を1年間預ける場合、どの銀行を選ぶかによって受け取れる利息に数万円単位の差が生じることもあります。金利の水準、預入条件、ペイオフの仕組みを整理したうえで、自分に合った銀行を選ぶことが大切です。
定期預金金利の2026年の水準
2026年3月時点では、ネット銀行を中心に1年もの定期預金の金利が年1.00%から1.35%程度まで幅広く存在しています。以前は大手都市銀行でも年0.002%前後という超低金利が続いていましたが、2024年以降の政策金利の正常化によって定期預金金利は段階的に引き上げられてきました。特にネット専業銀行や地方銀行のインターネット支店では、運営コストの低さを反映した高めの金利設定が続いています。専門家によれば、今後も政策金利の動向次第でさらなる引き上げが続く可能性があるとのことです。
500万円を1年預けた場合の利息の目安
年金利1.20%の定期預金に500万円を1年間預けた場合、税引き前の利息は6万円になります。税引き後(約20.315%の源泉徴収)は約4万7,811円が手取りとなる計算です。年金利1.35%の場合は税引き前で6万7,500円、税引き後で約5万3,787円程度になる見込みです。金利の差は小さく見えても、預入金額が大きいほど実際の利息額の差は広がるため、商品選びの参考になります。
2026年3月の主要銀行の定期預金比較
2026年3月時点で年1.20%前後の定期預金を提供しているのは、大和ネクスト銀行やSBJ銀行などが代表的です。SBJ銀行では新規口座開設者向けに年1.35%の特別商品も提供されており、預入上限は500万円とされています。東京スター銀行の通常プランは年1.10%ですが、新規口座開設者向けには年1.20%の優遇プランがある場合もあります。いずれも募集総額や期間に上限が設けられているため、利用を検討する場合は早めの確認が必要です。
地方銀行インターネット支店の金利
静岡銀行のしずぎんインターネット支店では特別キャンペーンとして年0.975%を提供しており、新規口座開設の場合は年1.15%まで引き上げられる場合があります。香川銀行セルフうどん支店や愛媛銀行四国八十八カ所支店では、300万円以上の預入で年0.95%程度が適用される商品があります。これらの地方銀行インターネット支店は全国からの利用が可能で、地元在住でなくても口座開設できるケースが多いとされています。
新規口座開設者向けの優遇金利
多くの銀行では新規に口座を開設した方を対象に、通常より高い金利が設定されたキャンペーン商品を提供しています。足利銀行パスカル支店では対象地域在住者向けに年1.30%、オリックス銀行では年1.20%、auじぶん銀行では年1.20%の優遇プランがそれぞれ用意されています。auじぶん銀行の場合はau回線利用者以外も対象とされており、幅広い方が利用できる可能性があります。ただし預入期限や金額上限が定められているため、条件の確認が欠かせません。
キャンペーン終了と募集上限の注意
高金利キャンペーンの多くは募集総額に上限が設けられており、上限に達した時点で終了となります。SBJ銀行の2026年のキャンペーンは当初1,000億円から2,000億円に引き上げられましたが、それでも締め切られるタイミングがあります。静岡銀行の特別金利も750億円の募集総額が上限です。気になる商品がある場合は、各銀行の公式サイトで最新の募集状況を確認してから申し込むことが勧められます。
ペイオフ制度と預金分散の考え方
日本の預金保険制度(ペイオフ)では、万一銀行が破綻した場合でも1金融機関あたり預金者1人につき元本1,000万円までとその利息が保護されます。500万円の定期預金であれば1行に預けても保護の対象内に収まります。ただし同じ銀行に複数の口座を持ち合計が1,000万円を超える場合、超過分については保護されないリスクがあります。外貨預金は保護の対象外となる点も注意が必要です。
資産分散と定期預金の組み合わせ
まとまった資金を複数の銀行に分けて預けることで、ペイオフの上限内に収めながら高金利の商品を活用することができます。たとえば500万円を2つの銀行に250万円ずつ分けて預ける方法も選択肢の一つです。また定期預金はNISAやiDeCoとは異なり元本保証があるため、値動きリスクを取りたくない資金の置き場所として補完的に活用する方法も考えられます。どの組み合わせが最適かは個人の資産状況によって異なります。
定期預金を選ぶときのチェックポイント
定期預金を選ぶ際には金利だけでなく、預入期間中に途中解約が可能かどうかも確認することが大切です。多くの定期預金は満期前に解約すると金利が大幅に下がる仕組みになっており、急な出費に対応しにくい面があります。預入金額の下限や上限も銀行によって異なります。たとえば1円から預け入れられる商品もあれば、50万円以上や300万円以上を条件とする商品もあります。自分の手元資金の規模に合った商品を選ぶことが重要です。
インターネット申し込みと手続きの流れ
多くのネット銀行では、口座開設から定期預金の申し込みまでをスマートフォンやパソコンで完結できます。マイナンバーカードや運転免許証などの本人確認書類と、振込元となる既存の銀行口座が必要となるケースが一般的です。手続き自体は比較的シンプルですが、初めてネット銀行を利用する場合は口座開設の審査に数日かかることがあります。キャンペーンの預入期限に余裕を持って手続きを進めることが推奨されます。
免責事項:本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品への投資を勧めるものではありません。金利や条件は各銀行の判断で変更される場合があります。定期預金の申し込みにあたっては、各銀行の公式サイトまたは窓口にて最新の情報を必ずご確認ください。

